なんとか褒めてみたものの…

昨日夕方、りんちゃんの成長ぶりをお父さんに報告。
「お友達と手を繋いで、にこって笑った！」

お父さんは心配性です。
昔そんなタイトルのマンガがありましたが…
発育云々というよりも体調が悪くないか、
外来受診をしなきゃいけないような変化はないか。

なので、りんちゃんのお母さんは
今日はこんなことした、こんなことができた、
そういう部分を一所懸命アピールします。


そんなかんじで説明していたのですが
一方お兄ちゃんは花粉症が辛い上に
遊ぶだけ遊んで宿題がはかどらないまま
お父さんが帰宅してしまったのでさあ大変。

「おまえが宿題終わるまで風呂を待ってるんだぞ」
「まだ終わっていないのか」
言われているうちにお兄ちゃんはべそをかきだしました。
はい、うちのお兄ちゃんの涙はしょっちゅうで
「またかぁ」と思われ効果がありません。

いらいらしているお父さんの気をそらすのに
りんちゃんは今日こんなことをした、と説明して褒めたら
あまり言うとお兄ちゃんのおへそは９０度曲がってしまいます。

：お父さん　：お母さん　：お兄ちゃん
　「そうでちゅかぁ、りんちゃん、えらいでちゅね～」
　（これって親バカって、言うのかな？）母、心の声
　「お兄ちゃんも成長しているよね？縦と横に…　お口も達者！」
　「いやぁ、こまっしゃくれって言うんだよ」
　「ちっちゃい“っ”を取ったら、くまとしゃくだね？」
…お兄ちゃんの頭の中にはクマモンとおじゃる丸の杓が浮かんでる？
　「くじゃない、れもつく、こまっしゃくれ！」
　「なになに？それなに？」


都合の悪い時は説明しません、小学校入学の時にもらった
国語辞典があるのでそれで引くように言っておしまい！
何回か一緒に辞書を引き、これまでにもちょっと難しい言葉をわざと使い
それを引かせたことがあります。
一晩明けたら“こまっしゃくれ”の意味への執着は…
なくなっているかも
折角の辞書、使って欲しいなぁ