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救急搬送、だって今日は9月9日 [救急搬送]

昨日は中秋の名月でしたが
みなさんは月を仰いでご覧になりましたか?
台風の影響で生憎の空模様の地域もあったようで、
りんちゃんの住む日向市は、よい天気でした。

image.jpg
ほら、こんなに綺麗な夕日だったの。
今朝は資源ごみの回収日だったので
雨の影響のない缶・瓶・ペットボトルを
お兄ちゃんと一緒に捨てに出かけて
二人で「綺麗な夕焼け空だね」って
スマホを取りに家の中に戻ったほど。

「今夜は夜空を見ておけよ スーパームーンだぞ」と
縁台で蛍になっていたお父さんの声に
そうだそうだと思いながらも
あれこれやっていたら見そびれました。

里芋の小芋を蒸かして
皮を剥いて塩こぶとあえて
お月見らしいおかずにするつもりが
なぜかちくわと揚げ豆腐を加えて
和風煮物になってしまった・・・
作るのに必死になって
中秋の名月を束の間忘れてしまいました。


今日は9月9日、救急の日ですよね。
りんちゃんは救急車に2度、
私は1度乗っています。
私のおなかの中にりんちゃんはいたから
正確にはりんちゃんは3回かな?
まあ、そんなことはどうでもいいのですが…

以前の救急搬送については
過去記事をご覧くださいませ。
多分「救急搬送」のカテゴリーに
まとまっているとは思うのですが
仕分け判断に困って未分類、なってないよね?


直近では今年3月下旬に乗りました。
救急車を呼ぶ時の「ああ、こうなんだ」という点、
参考になるかどうか不安ですが
載せていきます。


りんちゃんの場合は重度疾患のため
消防署に事前登録がしてあるので
掛かりつけの病院に搬送されます。
掛かりつけ病院は三次救急の病院ですし
この近隣で小児科の入院対応している唯一の病院です。
※二次救急医療…入院治療や手術を必要とする重症患者に対応する救急医療。 病院群輪番制(いくつかの病院が当番日を決めて救急医療を行う)に参加する病院が順番で、夜間および日曜、祝日、年末年始などの診療を行います。 ほかにセンター方式/共同利用型病院(中核となる救急指定病院に当番で他の病院や開業している医師が集まり、休日や夜間の救急医療に当たる方式) があります。 ※三次救急病院…二次救急まででは対応できない一刻を争う重篤な救急患者に対応する救急医療。 三次救急では複数診療科にわたる特に高度な処置が必要であり、「救命救急センター」や「高度救命救急センター」が対応します。 (引用元…健康・医療の総合情報サイト「これであなたも医の達人」)


そんな病院なので搬送先が掛かりつけ病院。
ですが、一般には必ずしも掛かりつけ医に
搬送されるとはされません。


掛かりつけの先生に相談した上
救急搬送を依頼する場合ばかりではないので、
救急車に乗って病院に行く場合、
特に同乗される方が意識・注意されるべきは
各症状が認められた大体の時間、
持ち出すものの確認、でしょうか。


救急車が到着すると状況確認します。
りんちゃんの場合はモニターで管理しているので
酸素吸入が必要な状態かどうかとか。
救急車に乗せる前に必要な処置や対応、
そこを確認して搬送の段取りをされます。
詳細は搬送中の車内で、
何時何分頃どういう症状がでた、
その後どれくらい経って(何時何分頃)どうなった、
そういった症状の変化の確認を行っていきます。
救急車の要請時間に関しては救急隊員の方も把握していますので
その時間ははっきりしていなくても問題ないです(^^)

患者と自分以外の家族がすぐ傍にいれば
救急車を呼ぶと同時に呼んで一緒にいてもらうといいです。
救急車に乗る前に書面に署名が必要なんですが、
書いてもらったり、1名は同乗できるので
すぐに病院に向かうことができますが、
あとの戸締りとかしてもらうと助かります。
人工呼吸、心マッサージなどが必要だと
結構疲れますから交代したり出来るし
一人が患者の様子をみながら
もう一人が出掛ける準備や
搬送の邪魔になりそうな荷物の移動とか・・・
それって片付けできてない我が家だけ?

必ずしも患者さんの症状を
詳細に把握している病院に行くとは限らないので、
お薬手帳、保険証は持っていってください。
お薬の説明書には病院名とドクターの名前もあり、
もし患者さんの詳細を家族が知らなくても
手帳を見れば情報が得られます。
どんな持病があるか説明できなくても
処方されている薬がわかれば
どんな病気の治療をしているかわかるはず。

即入院や即手術になったりしばらく経過観察してから帰宅、
その病状や症状によって異なりますので、
印鑑、内服薬、あと財布とか。
財布は当たり前ですね?失礼しました。
入院になった場合、すぐに自宅に帰れない時に
お金があれば近くのお店でパジャマと下着など
最低限即必要なものの準備ができますから。
印鑑は、入院手続きになった時に
保証人2名が必要になったりしますので、
最近私は印鑑を2本バッグに入れています。
病院に他の家族が居てくれるうちに
入院手続きが完了したりします、
ないと後日いついつ迄に手続きを完了してくださいって言われたり。
どうせ窓口にいくなら一回で、と思う私って
もの凄~く面倒くさがりですか? (ll゚д゚)ゴーン

あれこれ連絡していると電池がなくなるの、
家族が充電器の場所を把握していればいいのですが
わからない、すぐに病院にこれない、
自宅に寄らずに職場から直行、などと
すぐに充電器が届くとは限らないので
充電器、掴んで持ち出します (^^;)


確実に入院もしくは入院の可能性が高そうだと
大まかな入院道具をかき集めておいて
お父さんに「ここにあるよ」と伝えて出掛けます。
なかなかそんな準備は出来ませんが、
それでも去年春に同室になったご婦人は
万が一の時のために着替えなどの
入院道具一式を準備していらっしゃいました。
それでも季節によってはリップや綿棒とか
ご婦人のシャンプー・リンスはご主人には
どれがどれなのかよくわからないらしく
「これじゃないんだけど、伝わらない」
なーんて、やっぱり不自由は否めませんか・・・


この夏祝日に救急センターを受診した時、
オペになるかもしれない患者さんと家族を前に
当番ドクターが話をされていました。

お子さんは独立して親元を離れているようで
身一つで搬送された様子でしたが、
喫煙や塩分摂取、アルコールのことなど
色々質問をされてもよくわからないご様子。
普段病院でどのような薬を飲んでいるかわかれば…
とドクターはしきりに言われていました。
心疾患か脳疾患かどちらかだったのでしょうが、
血液検査をしたところ肝臓も相当悪いので
オペがどうなるか、と先生も大変そうでしたし、
普段の状態がよくわからない家族も困っていました。
入院準備と言われても少し遠いのか
ご家族は冷静な状態ではいらっしゃらず・・・
入院や救急搬送慣れしているのも
いかがなもんか、ですがね (。´・_・`。)

何が最低限必要か、
常に持ち歩くもの、
何かの時に病院に持って行くもの、
リストにするとか準備するとか、
頼めば誰にでもわかる場所に準備しておくとか、
今日はよい機会ですので、
準備しなくとも考えてみる日にしてみてください (^^)



image.jpg
「お母さーん みてみて」
その声に今朝撮りました。
りんちゃんのこの髪型、どう?ですって。


image.jpg
僕の妹、けんかしないし僕のものを取らないでしょ、
りんちゃんは可愛いよ。
うーん、きょうだいってそういうもんでは・・・
なんとなく不憫に思ったりする時もあります。
それにしても今朝は起きてから
てきぱきと身支度できたよね!


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お隣りの花壇に、ナデシコですか?


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お兄ちゃんをお見送りしたら
朝の日差しに輝いていて目に留まりました


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日差しが強くてぶれていますが
こんな光景見ると尚一層
朝に元気をもらっていると感じます


image.jpg
9月9日って救急の日が印象強いですが
菊の節句、ですよね?
確か漢文の授業だったかで知りました。


image.jpg
きっと旧暦の9月9日には
綺麗に花を咲かせていると思います

日差しは暑いですが
風は爽やかで空が澄んで青いです、
夜から朝にかけてぐんと涼しくなりました。
秋は確実に近づいているようです。
今日はお天気も良いので肌布団、干しています。
布団カバーは外して洗いました。
タオルケットだけでは寒くて寝れない、
そんな日が南国九州にも
そのうちやってくるのかな σ(゚、。)ん?

救急車の装備、おまけ [救急搬送]

これで当分このテーマの投稿はないかな (;^_^A

前回の記事で救急車の装備、小児対応ができているか
謎ですが…と、書きましたが、
りんちゃんが住んでいる所だけか?
それはよくわかりませんが、
重度の身体障害がある子の親御さんには
救急車よりは自分で連れて行った方がいい、
と思っていた方がちらほらいらっしゃいました。

日常生活の中で吸引や発作が起きた時の対応など
我が子の専属看護師のような存在ですので、
こんな時にはどのように対処すると良いか
その子の特性とか知り尽くした親にしてみれば、
発作を抑える薬が手元にありながら
救急車で使う事ができなかった苦い思いがあったり、
小児に対応した物品がなかったか、
思った対応ができなくてヤキモキしたのか…
自宅の車を出して病院へ急いだ方が良いと
思った方もいらっしゃいました。
自力で行った方が良いと思って
それ以降救急車は呼ばなかったし
困った事を胸の内にしまっていたようでした。

健常児の搬送割合の方が多いでしょう。
不便な点や見直して欲しい点を
しかるべき人や部署へ伝える努力も、
どこまで個人で対応すべきか共に確認する事も
大切かも知れません。


12誘導心電図伝送を考える会について
コメントくださった方の名前、
心筋梗塞さんでした。

救急外来で待機している間や
4週間HCUに入っていた間、
救急搬送されてくる患者さんの情報にあわせ
看護師さん、MIの患者さんの受入の時は
本当に走っていました、
凄く急いでいるように見えました。
MI、心筋梗塞の患者さんです。
何分後に救急車が到着すると連絡が入ると
看護師さんはストレッチャーを準備して
救急車が停車する場所へと大急ぎでした。
やはり時間との勝負、なのだと思いました。

HCUでは脳神経外科と心臓血管外科、
循環器内科の患者さんの割合が高いし、
上記診療科と麻酔科の先生の姿をよく見かけました。

脳室拡大でシャント手術をした時は、
異常が確認され、診察、CT検査の後に
説明を受け、オペの同意書を書き、
オペの準備が整ってオペ室へ入るまで、
約3時間半かかりました。
症例や患者さん個別の状況にもよって
オペまでの時間は異なるでしょう。
脳にしても心筋・心臓にしても、
早く対応できれば壊死したり
ダメージを受ける広さや程度も
違ってくることでしょう。

病院到着までの時間短縮も大事だと思います。
たらい回しになる事もなくなって欲しいです。
搬送されるまでにどれだけの情報が
受入れ先の病院に渡り対応準備ができるか、
それも患者さんの回復に大きく影響する
大事な事だと思います。

日本全国で各種データが搬送中に伝送され、
どこにいても的確な治療を迅速に受けられる、
そんな世の中になって欲しい、そう思います。
難しい事は、医療従事者でも、
消防関係車でもないのでなんとも言えませんが…

続けざまになかなか重たい難しい事を
ろくすっぽ知識もないのに書いてしまったので、
また普段の“ぐうた”らしい記事に
戻っていきますよーーっ ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

あまり難しい事ばかり考えると
眉間にシワが寄っちゃいますから (>人<;)
歳は歳ですが、若作りする気はないけど
老け込まないよう、シワ予防です (≧∇≦)

救急車の装備…〈改訂?〉 [救急搬送]

おとといの夜にりんちゃんに長い発作があり、
ミダゾラムやフェノバルビタールを使用し
長らく眠ったままであったり、
発作が出ないか気になったり。
そのくせアポを取ってあったので、
退院後万が一家族でケアできなくなった時
りんちゃんを受入れ対応可能な入所施設に、
昨日夫婦で見学と手続き確認に出掛けたので、
ブログ更新も訪問も出来ていませんでした。

今朝、いただいていたコメントを確認し、
問題ないか確認した上で承認して公開いたしました。
去年春の記事にコメントいただいていました。

いただいたコメントは
12誘導心電図伝送を考える会の方からでしょうか。
第1回の会合が開催されるご案内です。
↓↓↓リンク貼りました、よろしければこちらから↓↓↓
第1回12誘導心電図伝送を考える会のHP
こんなブログにこういった趣旨をお持ちの方から
アクセスいただいたことに恐縮するばかりです。


振り返って我が記事を読むと、穴を掘って入りたい!
何度か見直しして記事をアップするようにしなければ…
と、反省する記事でした (T_T)
関連する記事はこちらのふたつ…
救急搬送にいたった訳
救急車の装備について


おさらい、整理を兼ね
下記の記事へとつながります。


〈救急車を呼んだ理由〉
喉頭気管分離手術3ヶ月後、カニューレ抜管を試みたところ
気管孔が塞がり血中酸素濃度が低下したため。
※1サイズ小さめのカニューレも入らず、
8frの吸引カテーテルも入らない状況

〈この時当該者が使用する持ち出し物〉
紙おむつ、タオル程度
※喉頭気管分離と経管栄養に関する物品の
殆どを持たずに慌てて救急車に搭乗。

〈その当時日常的に持ち歩いていた物〉
紙おむつ、タオル、バスタオル、ガーゼのハンカチ、
着替え一式、吸引機、吸引道具一式、白湯の入った水筒、
シリンジ、予備のカテーテル、Yカットガーゼ、
カニューレ2サイズ、予備の人工鼻、ビニール袋、
スーパーバッグ(ごみ袋の代用)、障害者手帳、療育手帳、
保険証、お薬手帳、母子手帳、受給者サービス証、印鑑等
※吸引道具一式…気管切開部分吸引用のリンス水・
洗浄水・ザルコニン液、吸引用カニューレ
(気管切開部分は8fr. 口や鼻は6fr.)、酒精綿

〈追加で持ち歩くようになった物〉
アンビューバッグ、カニューレベルトの予備

〈救急車に搭載されていなくて困った物〉
小さいサイズの吸引用カテーテル、
小児(乳幼児)用の酸素マスク
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散歩ボンベに繋いで使うマスク

image.jpg
アンビューバッグに繋いで使うマスク

いずれも口に当てて使いますので
りんちゃんのように喉頭気管分離をしていては
両写真のマスクは使用困難です。
人工呼吸器のお世話になったら
全く使い物にならなくなってしまい、
退院前には酸素バルブと
リユーザブル酸素バッグの準備をしなくては!


重症疾患がある等で救急車を呼ぶ可能性がある方は、
消防署に事前登録をしておくべきか
医師に相談して、必要であれば
最寄りの消防署に
・患者の氏名、生年月日
・自宅の住所、電話番号
・掛かりつけ医院
等、必要な情報を事前に登録しましょう。

救急車を呼ぶ前に掛かりつけ医院に
どういう状況であって、救急車で行く旨を
連絡入れておくと良いと思います。
その際、痙攣発作がある場合ならダイアップ等
処方されている薬で投与等の指示がないか、
他の疾病であっても病院や医師からの指示があれば
確認して救急車到着までに対処するか、
できなかった場合指示の旨を伝えて
車内で対処できるようにしましょう。
救命士が同乗していない場合、
消防士では医療的行為はできません。
病院からの指示を伝えた上で薬の投与や
処置を家族が行うようになると思うので、
その場で確認するのもありかと思います。
何故してくれない、と思う方もいらっしゃるかも…
冷静になるよう努め、状況確認、状況判断、
できると良いと思いました。

前出の記事に載せてはいますが
吸引機やカテーテルなど、大人対応であって
小児対応ができているかは不確かです。
重度の身体障がい児で日常的に使っているもの、
吸引機などお持ちの方は御守りがわりに
持って救急車に同乗していただきたいです。
不要だったら荷物になったなぁ、で済みますから(;^_^A

必ずしも掛かりつけの病院には搬送されません。
画像などのデータは伝送されますが、
病院の医師との連絡は電話でとります。
データの方が少し遅れて伝わっている、
2年半前の時はそんな状態でした。
2年半前と比べて現状はどうなのでしょうか…
もう2年半も経過したんだぁ ( ̄O ̄;)


元の記事の言葉足らずは
少しだけ足しておかねばならないでしょう(^◇^;)
ちょっとずつ見直します。


そして…
いつもりんちゃんがお世話になっている
特定非営利活動法人あったかほーむ愛あい、
理事長の横山さんに心より感謝いたします。

祖父母は吸引を怖がり、酸素吸入が必要になった時点で
りんちゃんのお世話は私達夫婦だけでするように。
その後通院、入浴の介助でお世話になっています。
家族の協力が得られなかったり、
当たり前に生まれてこれなかったり、
水頭症の治療中に髄膜炎になったり、
延命拒否に同意を迫られたり、
喉頭気管分離の必要を迫られ選択に苦しんだり、
苦渋の選択で県外でオペをし
術後ARDSで死を覚悟したり…
色々な経験や思いを風化させず
誰かに伝えるべきだって言ってくれた。

どういう形で伝えるべきか考えて、
サブブログの実現と合わせて見つけた
私なりの伝達方法。
きちんと伝えられているかは謎ですが…(ーー;)
誰かと誰かを繋ぐ役割を果たせたら
それはとても素晴らしい偶然かもしれません。

ブログは、少しずつ、
色々な方向へ、色々な人へと伝わり、
色々な人の思いを感じられる、
私にとって大切なものになってきました。
横山さんに言葉をかけてもらっていなければ
どうすれば実現できるか?自分にはできないのでは…と、
一歩を踏み出せずにいたかもしれません。

ただ言葉は伝え手、受取り手によって
微妙に異なって伝わっていくので
大事に大事にしていきたいと思います。

色々な方に感謝の気持ちを込めて…(*^^*)

ドクターヘリの観察 [救急搬送]

りんちゃんを応援するコメントをいただき
心より感謝いたします。

今日も母のちょっかいを受けながらも
「これはリハビリだよーん」と誤魔化され、
筋肉を動かして血中に二酸化炭素をためるぞっ!
とやるき満々の母に振り回されていたりんちゃんでした。

久しくお風呂にも入れず、
大き目の洗面器に手足をつけてもらって
ふやかしてキレイに洗ってもらい
手のひらや指の間から
こするたびにダンゴ虫出現し
キャーキャーいいながら看護師さんと一緒に
りんちゃんを磨いた日でした、スッキリ!!


朝から夕方まで付き添いをしていると
検査の関係で退室しなくてはならない時、
食事やコーヒーで一休みするため
コンビニや休憩室などに行く時、
用事を済ませるために院外へ行く時、
それ以外はベッドサイドで縫い物したり
編み物したり、マッサージしたりちょっかい出したり
看護師さんに話しかけてみたりしています。

毎日ではありませんがドクターヘリもやってきます。
窓を開けているような気候の時には
館内アナウンスで風や騒音対策で
窓を閉めるようにと言われますが、
病室では窓際で見ている人、
外来にいる人は、中には屋外に出て
頭上を見上げてヘリの到着を見ていたり…
ハッ Σ(゚Д゚;)
全部私のしていることだった ドキッΣ( ̄Д ̄ll)

ドクターヘリ.JPG
金曜の午前のドクターヘリです。
どの方向からヘリポートに着陸するかは
その時の風向き次第のようです。

金曜のこの時は、
りんちゃんが朝食後で寝ていたのかな、
じーっと観察してしまいました。
到着後、まだプロペラが止まらないうちから
機体の周りをぐるりと確認してから
それからドクターや看護師と思われる人達が
足早に救急センターへと向かい、
その後台車を押して操縦に携わる人が
救急センターへとおりて行きました。


しばらくすると、操縦に携わる人が
家族と思われる人を誘導してあがってきて、
その後を患者さんとドクターや看護師が。

乗り込んだ後にプロペラ始動、
その後副操縦士に方が、機体の周りを確認、
確認終了後ヘリに乗り込みプロペラは
大きな音をたててフル稼動、
十分に回転しだすと離陸しました。
無事の回復を祈るばかりです。

下では、問題がないか、
警備の人が見守っています。
そして好奇心旺盛な人達が
建物の中から出てきて見上げています、
私も、その一人ですが (^◇^;)

ヘリの到着にあわせて
電光掲示板にもアナウンスd(^_^o)
ドクターヘリ警告.JPG


HCUに小児の患者が来ることは少なく、
第三次受入れ?の病院に
転送されることが多いのですが、
りんちゃんは、0歳の時の水頭症のオペも
先生達にお願いして、この病院でしました。
小児の実績がある病院で大抵はするようですが
遠くの病院に行くと、お兄ちゃんが可哀想。
移送もりんちゃんのリスクになるかも…
そんなこんなでこの病院でオペをしました。
今回もそうです。

口頭気管分離とか胃瘻とかになると
小児外科のある病院へ行くしかないです。

以前ヘリに乗ってみたくない?
なんて聞かれた事がある。
どうせ乗るなら東京湾ナイトクルーズ!
どうしよう? なーんて気分で
移送で乗るのは嫌かも、なんて話をしたけど
なんとかこのまま、この病院から退院するぞ!
\(//∇//)\


※半分くらいでまた寝てしまいました(;^_^A
今日もまたお昼ご飯の買い出しついで、
コンビニの横で追加入力&投稿です(@_@)

慌てないで急いで行きます [救急搬送]

りんかさん、昨日の昼前からサラサラ痰に苦しみ
血中酸素は落ちる、心拍はあがる、モニターアラーム鳴りっ放し。

咳き込んで出てきた痰も水のような状態できつくて…
今までに何度も同じような状況を経験しているので
伏臥位、うつぶせで対処しました。
完全うつ伏せは窒息の原因になるので
綿毛布を丸太状にして抱きかかえるようにし
気道確保し排痰を促し…

暴れると綿毛布が外れてしまい
窒息やカニューレが気道を傷つける心配もあるし
頻繁な吸引と安全確認のため
ほぼつきっきりでした。
睡眠も…ひさびさりんちゃんのベッドサイドに布団を敷き
時折うたた寝した程度、
眠気対策のブログの記事は… 今朝読み返したら
へんてこな日本語に苦笑いしちゃいました (ll゚∀゚)アレマッ


病院の診察開始時間にあわせ
状態を連絡し、診察に連れて行くことに。
多分風邪の初期症状、でも風邪は命取り。
時折激しく咳き込むと
嘔吐や人工鼻の閉塞が心配ですが
とにかく病院に向かって運転するしかない!


走行中自動車道でパトロール車両を追い越し
その直後りんちゃんの激しい咳き込みで
急遽緊急電話のスペースに停車すると…
追い越したパトロール車両も緊急停車。
(人生初、自動車道上で停車!)

「どうしましたか?」
すみません、子供の調子が悪くって…
「救急車呼びますか?」
いつもの事で今病院に向かっているところです
「では後続車はこちらで注意しますので…」
ありがとうございます、では…

「慌てないで急いで行きましょう」
自分に言い聞かせ、ウィンカーをあげて本線へ…
バックミラーには赤い旗をちょうど車から持ち出し、
私が発車したのに気づいて旗を片付ける職員さん…
ごめんなさい (m≧Д≦)m


「慌てないで急いで行きましょう」
この言葉はりんちゃんが生まれた日、
お世話になった消防隊員さんの言葉です。
私はそれまでまったく問題がなかったのですが
その日かかりつけの病院から救急搬送される際
血圧が200/100、
深海で水圧に耐え切れず押しつぶされているような感覚というか、
ベッドに張り付いて起き上がれない状態でした。
病院から付き添ってくださった看護師さんは
エコーがりんちゃんの心音を拾えなくてすごく慌ててました。
母子共に生命に関わる緊急事態、
その時には、今日走った自動車道はまだ工事中。
消防隊員の方々は、大丈夫ですよと声を掛けてくださり
隊員同士交差点進入時や車線変更時、
踏み切りで一旦停車した際など、何かの度に
「慌てないで急いで行きましょう」
そう言って冷静に搬送しようと尽力してくださっていたようです。
朦朧とする意識の中、この言葉が聞こえていました。

冷静に無事早く病院に行こう、
そう思って自分に言い聞かせたのですが…
いかんせんまだ人間が未熟なようでした (;´v_v)ゞ



自動車道ではなんとかセーフでしたが
一般道に下りてまもなく吐いちゃいました ε-(‐ω‐;)ハァ…
なんとか病院から帰ってカーシートを洗いました。
「あんまり汚れてないじゃん!」
喜んだのはつかの間、カーシートの下の
我が家の車のシートはベトベト… ε-(‐ω‐;)ハァ…


ε-(‐ω‐;)ハァ… を連発していたら
仕事中のお父さんから電話です。
「土用の丑の日だけど、ウナギ届いた?」
あれぇ?頒布会の今月分はウナギを頼んだのに
そういえば、まだきていないなぁ…
「やっぱりか」
なんですと?

よくよく聞けば、昨日パソコン操作を教えに
母屋に行った際に頼んでいないのにウナギが届いた、
つい食べちゃったけど、まさかりんちゃんちのウナギ?
…そういうことは、食べる前に気づくか確認をお願いします。

電話で事情を聞いて、今日何度目? ε-(‐ω‐;)ハァ…


昨日は「なんだか広島風お好み焼き食べたくなった」
と言って近所のお店にテイクアウトを頼んでくれました、
今日は「やっぱ土用はウナギだよな、帰りに買ってくるよ」
と、スーパーにお買い物に行くからと言うお父さん。
きっとりんちゃんのお世話でいっぱいいっぱいなの、
見かねて言ってくれてるんだよね、ごめんね、ありがとう。

りんちゃんのカーシート、洗濯完了しました、
そしてさっき座位保持椅子でも吐いちゃったので
今度は座位保持椅子を分解して洗濯してきます。



今夜りんちゃんがおとなしく眠ってくれるかなぁ?
様子を見ながら色々皆さんのブログにお邪魔したいと思います(o^─^o)ニコッ
そして、病院の往復がひと段落して気づけば
nice!、ぞろ目の444個目をいつの間にか通過してました!
どなたなのか確信はありませんが多分、ゆうみさんでしょうか…

皆様、いつも拙いこのブログに立ち寄ってくださりありがとうございます。
皆様のおかげで、気づけはnice!が記事数を越え、
テーマ内のランキングが4桁を切るようになりました。
そして、今日も自宅にいながら色々な人との繋がりを感じ
ニコニコ元気に、ワクワク何をしようか楽しく過ごせています。
連日の暑さ、どうかご自愛くださいませ (*u_u*)ペコ


救急車の装備について [救急搬送]

2年前、消防署で勉強会?やってもらいました。
その時の報告書類をコピペしまして…
ちょっとだけ手直しする、かな?
ほぼ「まんま」で掲載します、
何故かって?
それは、ちょっぴりりんちゃん母さん、
体というか、心に疲れを感じてきて…
ほどほどでいきま~す

ちなみに、2年前の事ですので
現状はその当時とは異なると思われます、あくまで2年前のことです。

当時日向市には救急車は3台。
病院と連携を取るため、画像やデータを病院に送り
搬送途中に医師の指示を仰いだり
到着までに患者の状況を把握できるように対応しています。

勉強会の約1ヶ月前にりんちゃんが救急搬送されました。
その際、救急車には吸引用カテーテルは成人用しか積まれていませんでした。
酸素吸入を、となった時に、口にあてがうマスクも、
小児用は?成人用は間違いなく積んでありました。
慌てて乗ったので、タオル数枚と紙おむつをちょっと持って乗車したんだっけ?
吸引器とか酸素吸入のボンベとかは多分持って出なかった?
万が一入院になった時には諸々一式お父さんに持ってきてもらおう、
そう思って「とにかく早く病院へ!」
と、ただその思いでいっぱいでした。

慢性疾患や重度身障児の親の中には
救急車では医師の指示がないと痙攣止めの投薬も制約されたりと
「こう処置すればいいのに」と思うことが
思うようにさせてもらえなかった経験などがあって
自分の車で病院に走る方も結構多いような感じでした。

なので、私たちの地域に限るのかも知れません、
いざとなった時に子供に対応できない場面に直面してみたり…
では、報告書、です。



平成23年6月 ままの会
会場 : 日向市消防署
日時 : 平成23年6月21日
内容 : 救命訓練
      人工呼吸、AEDの説明
      救急車の説明

 
<救急車の装備> 

 カテーテルについて
・今回子供用に8フレンチの吸引カテーテルを搭載していただきました。
(今まで12フレのカテーテルしかありませんでした)

・多忙な場合、病院から消防署に戻らずそのまま通報宅に
向かうこともあるようなので、カテーテルなど
自分の子供に必要と思われるものは握って出る事をお勧めします。
※8フレの次は12フレ、各サイズ1本ずつの搭載となります


 吸引器について
・車載の吸引器は、最低の圧が80となっているので(小児には高過ぎ?)
吸引器を持っていて且つ必要な場合は持ち込みをお勧めします。


 カメラについて
・1、2号車には搬送先の病院に映像情報を送るためのテレビカメラがあります。
患者の状態や医師の要望に応じ画像を転送できます。
血中酸素(Spo2)と心拍数を映し出すモニター画像も送ることができます。
ただしテレビ電話ではないので、救急隊員の方が電話で詳細情報を提供しつつ
病院からの指示を仰ぐ体制です。(画像、数値とは多少のタイムラグがあるそうです)

・3台ある救急車のうち、1、2号車をメインに走らせているそうです。
3号車は装備が他の2台より劣るということで、テレビカメラは載っていません。
車が不足した場合以外は使わないようにしているそうです。


 その他
・基本各車両に救命士が乗りますが、希に搭乗していない場合があります。
消防隊員では吸引等医療行為はできないので、家族が行うことになります。
救命士は病院に到着するまで、事前に医師から指示されている事を行いますが、
隊員では出来ないこともあるので、その時は同乗の家族が行います。

・救急車での搬送が考えられる家庭は事前に登録をしておくといいです。
ただし、搬送途中の症状によっては、登録してある病院以外に搬送される場合もあるそうです。

・救急車が到着するまで、呼吸停止または心停止の場合は人工呼吸を続けましょう。
(一人では体力的に困難なので二人交代で)

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消防隊員の左横、病院に転送される情報を表示するディスプレイ
 向かって左:モニターの画像  
     右:車載カメラが映し出す画像(寝台が映っています)

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 黄色いのは車載の吸引器
 その隣、心拍、Spo2を確認する車内用ディスプレイ
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