SSブログ

厳冬の湖底

年の瀬も迫り、先週末、今週末とお葬式の予定…

いずれもお父さんのお仕事の関係ですが
先週は同僚のお母さん、以前から病気だったそうです。
今週末なのか…数年前定年された先輩のご葬儀。

昨日ラジオで、早朝にダム湖にトラックが沈んだニュースを聞きました。
たまたま後続の車がいたので、気付いてもらえ、すぐに通報されたそう。
5時間後に車と遺体が引き上げられた模様。

早朝の山間部、気温も-5℃近く、路面凍結の模様。
65歳、アルバイト先に出掛ける途中。
たまたまガードレールが途切れていた箇所でのスリップ。

なぜそんな場所にガードレールがなかったのか、
不意に水中に放り出され、不安、混乱、冷たさに息苦しさ。
考えると胸が詰まる思いがします。

夕方から周囲が騒がしく、りんちゃんのおじいちゃんが
「あれはあいつだ、きっとあいつだ」とアルバイト先から電話してくる、
少し遅くなって帰ってきたお父さんは「もうあの人に違いない」と。
亡くなった方は、おじいちゃんも一緒に仕事をしたことのある人。


連日の仕事で疲れているお父さんはどう受けとめているのか…
苛立ちが感じられ、言葉も少々荒め、端から見ていると不安だよ?
今週末は仕事とお通夜&葬儀参列か?

「どんなに頑張って生きていたってあんた、明日は死ぬかもしれないんだぞ」
NHKのニュースを見ている時に、職場でニュースを見たおじいちゃんが
暇なんだなぁ…携帯に電話してきて、それに吐き捨てるように答えたお父さんの言葉。
お願いだから、それでも前向きに、ひたむきに生きていこうよ。
だからといって投げ出されちゃ困るんだよ~!
私一人じゃおにいちゃんにりんちゃんに育てるなんて無理だよ~
もしもこうなったら、なんて考えると、不思議とそっちに引き寄せられる、
今までを振り返ったらそんな気がするからちょっと怖いんだよ。
たまたまスリップしたらそこにガードレールがなくて
そのままダムに転落するなんてそうそうないから、
そんな簡単に死んでもらったら困るんだぞーー!

よし、仕事にいくぞと出掛け、冷たいダム湖の中で
息苦しく遠のく意識の中で何を考えていたのだろう…
本当に突然の訃報、ご家族は大丈夫だろうか…
年の瀬の、あと少しで新しい年を迎えるこの時期の訃報は
なんとも虚しく、他の時期より重くのしかかります。
ただただご冥福を祈るばかりです。

すみません、なんかちょっと吐き出さないと気分が重たくて…

買い物とりんちゃんのお迎えに行ったら今年最後の訪問看護。
その後時間があって余裕があれば、また気分切り替えて投稿しますm(_ _)m
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

食べた~!反撃 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。