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アンプティサッカー

今朝のテレビで初めてアンプティサッカーの存在を知りました。

装具を外し、ありのままでプレーをしている自由な感じに驚いたのと
足を使ってするスポーツを肢体不自由者が思う存分楽しんでいることに
感動したというか、見ていてワクワクしました。

アナウンサーが「障がい者スポーツ」という言葉を口にしたとき、
インタビューを受けた人は「障害者スポーツと思っていない」的な発言をされました。
その言葉を聞いて、胸がどきどきしました。
「そうよね? そうでしょ!?」

片足でどんなプレーができるか考えるのが楽しい、
そんな事を言われていたと思うのですが。
まっすぐ前を見て、目に力があって、元気をもらいました。


りんちゃんは療育手帳と障がい者手帳(1級)を持っています。
療育手帳がなければ療育センターの受診が出来ないので
退院後とにかく早く手帳を取得したくて模索したこともありました。
障がい者手帳がなければ、装具など作れないので急いで手続きをしました。
1級、周囲から重度障がい者と判断されることに気づいて複雑でした。

そのように判断されることで、色々なサービスが受けられたりと
恩恵を受ける、色々な負担が軽減されるメリットがあります。
親として、自分の子どもがそんなに重症だと感じていなかったので
現実を知ったショックは大きく、否定したい気持ちもありました。


可能性はゼロではないので、諦めず、時間をかけちょっとずつ成長していこう、
めざましく発育はしないけれども、この子なりに育っていく、
スピードは違うけれども、他の子と一緒、成長する。

経鼻経管栄養、吸引、酸素吸入。首が据わるようになるか分からない、
座れるようになるか、歩けるようになるかも分からない。
それが重症とは感じていなかったのです。
そのうち気管切開(喉頭気管分離)をし、更に医療行為を伴うことで
ますます敷居が高くなる?(何の敷居だ!?)

他の子より背が低い、足が遅い、食が細い、ちょっと発育が遅かったり
基準よりも大きかったり、これってある意味個性で、
りんちゃんも、他の子より発育が遅い、ある意味個性として受けとめていたのです。

障がい者。この言葉はちょっと苦手です。
障がいのある人、ではなくて…
みんなが当たり前、普通と思っている生活や行動をするのに支障がある、
何かをする時に助けや工夫が必要になる状況にある、障がいのある生活。
人として特別、他の人と違うっていうのではないと思っています。

うーーん、思っている事、感じた事を伝えるって事は難しいですね。
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