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ニュース・ワイドショーが苦手…

今日は11日、極力ニュースやワイドショーなど見ないようにします。

本当は、目をそらしてはいけないのかもしれない。
色々なものを失ったり…それでも困難に立ち向かう姿は
応援する気持ちと勇気をもらいたいという気持ちで見守りたいのも事実。

でも見ていると、胸が苦しくなって涙が止まらず嗚咽することもあります。
津波後の光景が、原爆投下後の爆心地付近の写真と重なることもひとつ。
子供の命の戦いの記憶が鮮明で、その時の疲れがとれていなかったこともひとつ。

無事ICUから、熊本の病院から掛かり付けの病院に戻って間もない時の惨状、
心の疲れがとれていない状態で、計画停電対策で人工呼吸器使用の患者に
病院がどう対処するかとか、停電で酸素吸入器が停止し女性が死亡したとか、
我が子に置き換え見てしまうとただひたすら怖くて、すべもなく、ただただ、
目の前の命の灯火が消えていくのを黙って見ているしかないのかと、
悲しくて苦しくて、ベッドに横たわる我が子に寄り添い泣いたことも。

看護師さんからは、テレビを消している患者さんも多いから、
お母さんも無理してテレビは見なくていいかもって言われました。

地震当日、小児病棟は夕方先生方の回診があるはずだったけれど
いつまでたってもなくて、地震があった事は、回診中止の理由を聞いて知りました。
病院側は、緊急時対応について急遽会議があったようで、
緊急時はどこに避難するかとか、その場所で津波の心配はないかとか、いろいろ質問しました。
なによりも、点滴もしている、酸素吸入をしている、術後の傷口の心配があったので
もし避難するときは、子供を抱きかかえていくのか、ベッドのままかとか
点滴と酸素ボンベは誰が担当するか、何を持ち出すべきか、確認しました。
人工呼吸器をつけている患者さんが一人、この人が最優先、うちはその次。
確認しておくといざという時に安心でした、ただ、優先順位2番目、
その順位が、病状の重篤さ(少しオーバーですが)を物語っているようで
ちょっと気分も落ち込み気味になりましたが…

いつになったら平静にニュースやワイドショーを見られるようになるか。
当面は、ネットで気になるニュースをクリックしてチェックするか
ラジオで、耳からニュースを聞くでしょう。
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