「いのちをいただく」

今日は久々本屋に行きました。
本来の目的はパズル誌を購入するため。

ついでに編み物の本をパラパラっとのぞくため。
凄く魅力を感じる作品が載っていて、それが自分の持っている本に
似かよったものが掲載されていなければ、財布と相談してみる。
面白そうな絵本や児童向けの本がないか、または
魅力を感じる問題集とかないか物色するため。

大抵短い時間で目的のコーナーをぐるっと回って帰ります。
今日は首都圏では１９日に発売になっているパズル誌を買いにいきました。
昔、姉と従兄がよくやっていて、サラサラと問題を解く2人を
中学生くらいだった時に「かっこいい～」と見ていた覚えがあります。
従兄が亡くなり、それから自分でもよく買うようになったのです。
もう２０年以上経ったんだ…　早いなぁ…

クリスマスも近いし、その前におにいちゃんの誕生日もきます。
お父さんはよくゲーム機やソフト、仮面ライダー等のおもちゃを買い与えます。
私はプレゼントには本を買ってあげたいと思っています。
児童文学や昔からずっとある絵本、図鑑だって買ってあげたい…
普段ならば「絵本ナビ」で色々調べて本屋に行くのですが
下調べしないまま本屋に来て、積んである本に目をやると
平積みしてある一番端に「いのちをいただく」が置いてありました。

食べることは大事なこと、いのちをいただくこと。
以前からおにいちゃんには言って聞かせていたのですが
生きていくために他の命を犠牲にしていることを忘れず、
感謝して、そして粗末にしないで欲しい…
迷うことなくこの本を手にしてレジに行きました。

昔私が小学生だったか中学生だったか、
イルカの「いつか冷たい雨が」という歌が心に残って
お肉やお魚を食べることに胸の苦しみを感じたことがあります。
著作権の問題があるのでここではリンク先をご紹介いたします。
気になる方は行ってみて下さい。どんな歌詞かわかります。
いつか冷たい雨が イルカ 歌詞情報 - goo 音楽



「今日お母さん、本を買ってきたんだ、今晩読み聞かせしようか？」
その言葉に大喜びで本屋の袋の中を覗くおにいちゃん。
「ああ、これね？」　－－－なぬ？知ってる？？
「この前ね、学校の読み聞かせで聞いたよ～」
がくーん…　でもおにいちゃんは優しい。
「でもね、なんだかはっきりおぼえていない気がするから
お母さん、読んでね～」
ありがとう
…今夜も１ページ読んだか読まないかで夢の世界へ行ってしまった
おやすみ、おにいちゃん。


「いのちをいただく」
文：内田美智子　絵：諸江和美　監修：佐藤剛史
西日本新聞社発行　２００９年第１刷発行
ISBN978-4-8167-0785-8