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ケタ違い [りんちゃんの呼吸管理]

先週木曜日はOTの日でした。

りんちゃんは、朝は特に痰が絡んでいることが多く
たまに咳込みが激しく吐いてしまうことも。
病院にたどり着くまでに車に揺られ、痰が動き
車からバギーに乗せ替えた刺激で吐くことも何度か。
なので、リハビリに遅刻して到着後はまず排痰って事も多いです。

今まで勉強した事は、胸郭の動き方、呼吸介助法。
体位変換と呼吸介助はまだまだ回数を重ねないとマスター困難です(^^;)


今回は、聴診器を使って呼吸音を確認しながら呼吸介助をしました。
先生の持っている聴診器で処置の前後の音を確認したのですが
痰の絡んだ音は、聴診器を当てた瞬間耳に響き、その音にびっくり。

呼気にあわせて「ぶぶぶぶっ」と痰の響く音、いつも聞く音だけど、違う!
耳に響くこの音は!? 笑いが出る程普段の音と違うのは何故?

手にしている聴診器は、私が使っている聴診器と違って
鼓のように胸に当てる部分からチューブ部分まで高さがある、
入院の時病棟のベテラン看護師や師長が使っているのと同じ感じ。

私のは、学生さんが使うような安い物で、業者さんから1,000円で購入。
胸に当てる部分は、ネジ式で弛めると本体から外すことができ、
当然ながら使っているとネジが弛んで音の拾いが悪くなります。
周囲が賑やかだと、聴診器からの音が聞こえなくなるので
聞こえにくい時には、テレビを消したり周囲に静かにしてもらいます。

この日先生が使っていた聴診器は、耳に当て準備をすると
周囲の音がシャットアウトされ、無音に近い状態になりました。


それでも先生は、春に業者が割引をして販売をするので
もう少し良いのを買おうかなって言われるので、この日使った
この聴診器の価格を聞くと、「14,000円位かな」って。
聞こえ方もケタ違いなら、値段もまさに桁違い!

外来にいらっしゃる内科のベテランの先生や理事長先生とかは
3万とか5万とか、一体この聴診器にいくら掛けるのかというくらい
高価な聴診器を使われる方もいらっしゃるそうですが、
やはり値段が違えば全然違うそうです、そうかもしれない、
しみじみそう思った日でした。

リハビリの部屋を間仕切りして隣の部屋が通園B型の「つくし」の部屋です。
りんちゃんのリハビリの時には、スタッフの勉強を兼ねて
排痰の助けになる事はスタッフを呼んで一緒に勉強する時もあります。
みんなでこれからいっぱい勉強していきますよ~!

だって年末のリハビリ終了時に
「リハが終わる頃ようやく右肺の上部に空気が通る音が確認できるようになりました」
なんて、それまで痰が詰まってたって教えてもらったら、怖いもん。
夜中に痰が詰まって呼吸音がしなくて1時間吸引してなんとか呼吸音を確認したのに、
十分排痰が出来ていなくてまた詰まらせていたなんて…
昨年入院時に無気肺になっていますが、「無気肺です」って言われるのは怖いです。
どこまでマスターできるか!頑張ります (^_^)v
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