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災害時要援護者登録制度 [福祉・行政・そんな関連事項]

昨夜から南海トラフを想定した被害額等
ニュースで報道されています。

学校でも地震や津波の避難訓練をよくします。
入院中、祖父母の家で晩ご飯をお世話になったおにいちゃん。
「分葱ぬたを美味しいっていっぱいおかわりして、
 蛸が入っていないよって催促したよ。」
そう言って畑から抜いてきた分葱を持ってきた祖母。

そうかそうかと蛸を買ってきてぬたを作ったら
まったく箸を付けないの…なんで?
「あまり好きじゃないんだ」

優しくて、時として家族にも気を遣うおにいちゃん。
今気になる事は、大きな地震が来た時に
りんちゃんや、りんちゃんの避難で手一杯な私を手伝おうと
逃げることよりも家に戻って助けることを選択しそうなこと。

みんなそれぞれが無事避難できれば、
後で会える、とにかく高台へ…
お母さんはこうやってりんちゃんと避難するから、
だからお兄ちゃんは心配要らないからね、
きっちり説明できるだけの準備をしたいと思っています。


なんとか避難する方法、悩んだり考え込まず
ここに、こんな風に、こういう物だけ持って逃げます、
はっきり答えることができないのでなんとかしなければ…
漠然としか考えていなかったのですが
先月おにいちゃんが参加したオセロ大会の会場で
見つけた印刷物を発見して、ちょっと前向きに考えようと思いました。

オセロ大会の会場は市の障害者センターでした。
待っている間に、色々な案内やリーフレット発見。
たまに行くと良いですよ?ちなみに持ち帰った印刷物です。
災害時要援護者登録制度.jpg

市の福祉サービス等、行政の情報は
注意して、意識してアンテナを張り巡らさないと
取りこぼししているものって多いです。
こんなの、あるんだ、と持ち帰りました。
今朝のニュースを見ていて、思い出して引っ張り出しました。

避難支援協力者を自ら見つけて登録申請をするか
協力者を見つけることが困難な場合、
民生委員、児童委員、自治会長に相談と書いてあります。
どうすべきか、よくよく考えておかなければ。

協力者…近所といっても、共稼ぎ夫婦で日中留守だったり
日中家にいる人たちは定年後のご年配の方々ばかり。
母屋の両親は…あてにしようと思いません。
自分たちで逃げるので精一杯になると思います。

りんちゃんが一度救急車で搬送された時、
それから数日後、近所に救急車が止まったと同時に
真っ青な顔をした祖母が泣きそうな顔をして
「りんちゃんじゃないの?今の救急車」と飛んできました。
「また調子が悪いんじゃないの?」と両目からは涙がこぼれ落ちそう。
多分実際の大地震や津波の時には
我が身を守ることもできなくなるのではないかと心配です。
私はりんちゃんを守ることを最優先にするので
両親には自力で自分たちの事をしてもらうしかありません。
私はりんちゃんを守る、
おにいちゃん&お父さんには、自らの身を守ってもらうしかありません。


東九州自動車道建設地の一部、自宅の近くですが
一時避難場所が設置されます。
避難場所.jpg

海抜20メートル以上の広場を2ヶ所整備、
連絡通路として法面に階段を設置。
車での避難は渋滞にはまるとアウトです。
バギーで走って逃げるにも、
自動車道や採石場を行き来するダンプで
道路は結構デコボコしています。
バギーから吸引器のバッグが落ちないような工夫、
手をフリーにできて最低限必要な消耗品を運ぶベストな方法は?
どうしても持ち出さなければならない消耗品は何か、
しっかり考え、リストアップしておくべきですね。
どこまではバギーで進め、
どこからか抱きかかえての移動になるかとか
避難経路の確認も、しかりです。


おにいちゃんの通う学校の校舎屋上に
避難非常階段と手すり付き屋上スペース等設置にむけ
補正予算から震災対策事業の予算がつくようです。
そこならば、自宅からバギーで5分程度。
ちゃんと予算が下りて、完成した暁には
避難先の最優先場所になるでしょう。

自動車道の一時避難場所もいつ完成になるのか。
お天気が良くて、りんちゃんが元気な時に
バギーを使って傾斜や注意点がないか
お散歩兼ねて事前点検をしてみようと思います。

今このブログに来られた方々、まずは、
各市町村に災害時要援護者登録制度がないか
確認をとってみてはいかがでしょうか?


小豆が柔らかく煮上がりました!
何回かに分けて砂糖を入れ、練り上げてきます[手(チョキ)]
ぼちぼちあんこができそうですよぉ~[揺れるハート]

市町村で異なること [福祉・行政・そんな関連事項]

前々から「こんなに違うんだ」と思っていたことがあります。
ちょうど昨日午後から定期外来兼ねてインフルエンザ予防接種に行き
外来待合室で「そうなんだよなぁ…」と感じたことです。
午後は慢性疾患の方が多いので、特に感じることなんです。

私たちの住む市では「助かるなぁ」と思っていたのは
重度身障児の通院に、ヘルパーさんが通院介助で付いてきてくれること。
りんちゃんは、最近でこそ吐く頻度は減りましたが
私一人で病院に連れて行くには不安が一杯です。
(昨日は手配を忘れていたので一人で行きました[ふらふら]

発達支援センターへ行く時でも、咳込みが激しいなぁと思ったら
痰で人工鼻が目詰まりし、窒息していて目を剥いて咳き込んでいて
路肩に駐車し対処することもあります、たった10分足らずの間で。

通院には自動車道を通っても30分以上かかるし、
自動車道では路肩に停車というわけにもいかず。
一般道で行けば50分近くかかるし、交通量も多い、
落ち着いて運転していくのも大変です。
月初めだと、注射用水や消耗品など持ち帰る物がいっぱいだし
定期外来ではエンシュアの箱(500ml×12パック入り)2箱ちょっとに
処方された薬に…薬局にだって寄らなければならないでしょ?
吸引器や酸素ボンベ、アンビューバッグだ着がえだ、水筒やらもある、
以前一人で行っていた時には、トイレにも行けずに我慢してました。
なんとか1人でも頑張れるんだけど、応援があると助かる!

でも、ほとんどの人は子供と家族が1人。
吸引器や人工呼吸器をバギーに積んで。
たまにおばあちゃんかなぁ?と思われる人が母親と一緒に来ています。

通院介助をお願いするようになってしばらくして
「ほかのお母さん達、頑張ってるなぁ…」と思っていたら
通院している病院のある市では、通院介助のサービスがない事を
付き添ってくれたヘルパーさんに教えてもらいました。


先月入院する直前に、施設で預かりをお願いしていて
体調が悪化して施設から直接外来に行った時です。
あまりに心配だからと、スタッフの方が付き添ってくれたのですが
採血だ、点滴だと、待ち時間に色々話しました。

りんちゃんの住んでいる所は恵まれているんだよって。
先に出た市では、ヘルパーの入浴介助もない、
小児はヘルパー利用できないみたいです。
子供が利用できる訪問看護ステーションが足りない。
人工呼吸器を使うような子でも、家族で頑張らざるを得ない。
病院から始めて家に帰る時は、どういうお世話が一番良いか
色々シミュレーションしてみるそうです。そして実践です。
リハビリも、小児に施術できる先生が足りないのかな?
ママ達が通院で足りない部分を一所懸命補っている、とか。


りんちゃんは週3回ヘルパーさんの入浴介助と
週1回、訪問看護師さんが来られた時に入浴を手伝ってもらいます。
以前は訪問看護は週2回お願いしていたけれども
利用している施設に看護師さんがいて、
行けばバイタルチェックや健康状態を観察してくれるので
訪問看護の回数を減らしても大丈夫と判断し減らしました。
家族で入浴させるのは週に3回で済んでいます。
入浴介助、とても助かっています。

リハビリだって、座れるようになんて夢のようなこと、
首が据わるかどうかも補償はないけれども、なんとかしたい。
強い緊張で変形しないようケアしたい、その思いに応えて
PTとOTを週に1回ずつしてもらっています。
これだってとてもありがたいことです。


りんちゃんの住んでいる市よりも
大きいし、人口だって多いし、大きい企業もある。
それでも、望むようなケアを受けられない。
障害児を持つ私たちよりも先輩のご両親やご家族、
理解と情熱ある事業者の方々のご尽力の賜物、なのかな。

日本全国、どこでも同じようなサービスを利用できる、
市町村で大きな差がない、それは理想論なのかな?
老人介護だって大変。でも、年功序列でいえば
先はそれほど長くないのかもしれない。
自分の子供だったら… 基本的に年功序列でいけば
私たちが死ぬ時まで子供は生きている、
生きている限り、発達に改善が見られない限り介護は続く。
私たちの体力が衰えようとも、子供は成長し、体重も増加する。
相当頑張らないと…頑張ったってどうにもまわらない時が来る。
りんちゃんが成人する頃、私はもう還暦を迎えてしまっている。
年度ごとで改正され、今あるサービスがなくなったら…困るなぁ[バッド(下向き矢印)]

今の境遇に感謝し、あまり無茶なお願いして迷惑掛けないようにして
みんなが同じように利用できるよう気をつける事くらいしか
そんな事しか、私にはできません、ごめんね。
沢山の人が「すごく助かってるよ~」と思えるといいのに…


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