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救急車の装備について [救急搬送]

2年前、消防署で勉強会?やってもらいました。
その時の報告書類をコピペしまして…
ちょっとだけ手直しする、かな?
ほぼ「まんま」で掲載します、
何故かって?
それは、ちょっぴりりんちゃん母さん、
体というか、心に疲れを感じてきて…
ほどほどでいきま~す

ちなみに、2年前の事ですので
現状はその当時とは異なると思われます、あくまで2年前のことです。

当時日向市には救急車は3台。
病院と連携を取るため、画像やデータを病院に送り
搬送途中に医師の指示を仰いだり
到着までに患者の状況を把握できるように対応しています。

勉強会の約1ヶ月前にりんちゃんが救急搬送されました。
その際、救急車には吸引用カテーテルは成人用しか積まれていませんでした。
酸素吸入を、となった時に、口にあてがうマスクも、
小児用は?成人用は間違いなく積んでありました。
慌てて乗ったので、タオル数枚と紙おむつをちょっと持って乗車したんだっけ?
吸引器とか酸素吸入のボンベとかは多分持って出なかった?
万が一入院になった時には諸々一式お父さんに持ってきてもらおう、
そう思って「とにかく早く病院へ!」
と、ただその思いでいっぱいでした。

慢性疾患や重度身障児の親の中には
救急車では医師の指示がないと痙攣止めの投薬も制約されたりと
「こう処置すればいいのに」と思うことが
思うようにさせてもらえなかった経験などがあって
自分の車で病院に走る方も結構多いような感じでした。

なので、私たちの地域に限るのかも知れません、
いざとなった時に子供に対応できない場面に直面してみたり…
では、報告書、です。



平成23年6月 ままの会
会場 : 日向市消防署
日時 : 平成23年6月21日
内容 : 救命訓練
      人工呼吸、AEDの説明
      救急車の説明

 
<救急車の装備> 

 カテーテルについて
・今回子供用に8フレンチの吸引カテーテルを搭載していただきました。
(今まで12フレのカテーテルしかありませんでした)

・多忙な場合、病院から消防署に戻らずそのまま通報宅に
向かうこともあるようなので、カテーテルなど
自分の子供に必要と思われるものは握って出る事をお勧めします。
※8フレの次は12フレ、各サイズ1本ずつの搭載となります


 吸引器について
・車載の吸引器は、最低の圧が80となっているので(小児には高過ぎ?)
吸引器を持っていて且つ必要な場合は持ち込みをお勧めします。


 カメラについて
・1、2号車には搬送先の病院に映像情報を送るためのテレビカメラがあります。
患者の状態や医師の要望に応じ画像を転送できます。
血中酸素(Spo2)と心拍数を映し出すモニター画像も送ることができます。
ただしテレビ電話ではないので、救急隊員の方が電話で詳細情報を提供しつつ
病院からの指示を仰ぐ体制です。(画像、数値とは多少のタイムラグがあるそうです)

・3台ある救急車のうち、1、2号車をメインに走らせているそうです。
3号車は装備が他の2台より劣るということで、テレビカメラは載っていません。
車が不足した場合以外は使わないようにしているそうです。


 その他
・基本各車両に救命士が乗りますが、希に搭乗していない場合があります。
消防隊員では吸引等医療行為はできないので、家族が行うことになります。
救命士は病院に到着するまで、事前に医師から指示されている事を行いますが、
隊員では出来ないこともあるので、その時は同乗の家族が行います。

・救急車での搬送が考えられる家庭は事前に登録をしておくといいです。
ただし、搬送途中の症状によっては、登録してある病院以外に搬送される場合もあるそうです。

・救急車が到着するまで、呼吸停止または心停止の場合は人工呼吸を続けましょう。
(一人では体力的に困難なので二人交代で)

110621_111815.jpg
消防隊員の左横、病院に転送される情報を表示するディスプレイ
 向かって左:モニターの画像  
     右:車載カメラが映し出す画像(寝台が映っています)

110621_111920.jpg
 黄色いのは車載の吸引器
 その隣、心拍、Spo2を確認する車内用ディスプレイ
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心筋梗塞

「第一回12誘導心電図伝送を考える会」
http://clcard.umin.jp/gate/comingmeeting/
開催日 2月23日(日)午前10時半から4時
場所  TKP品川カンファレンスセンタ
出席者 救急循環器医、消防署、技師、関連者
主催  12誘導心電図伝送を考える会
会費  医師など直接関係者 1,000円

by 心筋梗塞 (2014-01-15 14:48) 

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